12月5日(木)
入居者様の個別支援にお墓参りにいきました。
入居者様、成年後見人、職員、ヘルパーさんの4名。
朝9時30分施設を出発し、タクシーにて霊園に向けて出発。
途中お花を買いながら到着しました。
霊園では管理人さんに、当時のご本人とのエピソードを聞けて、
「遠く離れた家から霊園まで通っていた事」
「大きな屋敷に一匹の猫と暮らしていたこと」
「駅まで毎回管理人さんが送り迎えしていたこと」などさまざまなエピソードを聞けました。
遠く離れた霊園で、本人と繋がっていた地域関係を垣間見ることができた一面でした。
本人様は管理人さんや霊園のことは関心がない様子で「どこですか?ここは…。」といった感じだった。
共同納骨堂にて骨壺を取り出し、声をかけると
「これは、両親の…、これは、夫のです」と
記憶がよみがえる。
同行人と一緒に花をいけ、お墓参り終了。
入居から3年、父母や夫との繋がりを取り戻した彼女は、黙ってそっと手を合わされていた。
帰りに「地蔵とうふ 篠栗店」にて昼食。
様々なバイキングをおなか一杯食べられて、満足されたようです。
本人の望む自己実現や地域とのつながりを今後のケアにも活かしていきたい。そう思わせてくれる一日になりました。